継続して開催しております、Mind-Neoのチャリティライブ「Pray&Play for Japan」。今月もシリーズ第2弾として、バラエティ豊かなグループが参加してくれました。当日来られなかった方のためにライブの模様をレポート致します。
▼わかなレイ
6月ライブは、先月に続いてわかなレイさんでスタート。その溢れんばかりの才能の片鱗を前回のライブで披露してくれましたが、今回はさらにその上をいく衝撃。アコギにピックアップを取り付けその音色は格段に鮮やかさを増しましたが、それに比例して、彼女の歌声もどんどん力強く伸びやかになっていくのには驚かされました。ホントに16歳!?という物怖じしないステージングも彼女の秘められたスケールを感じさせます。恒例(?)のリクエストにはaikoの『カブトムシ』で応えつつ、オリジナル中心の選曲で、キュートで真っ直ぐな歌声を響かせてくれました。オーディションの一次選考も突破したとのこと。今後が本当に楽しみ!
▼キャッキャーズ
続いては、昨年に登場してくれた2人組ユニットのキャッキャーズ。前回は残念ながら 急遽1人での出演になってしまいましたが、今回は、ついに完全な形でのステージを披露してくれました。2人ともギター&ボーカルのスタイルで、曲によってはシンセの音色も加わります。演奏してくれたのは甘く切なく、そしてどこか危険な香りも漂うサイケデリックなオリジナルナンバー。ハイトーンでガーリッシュなボーカルが、店内の雰囲気をまるで真っ赤な夕日が落ちていく瞬間のような、どこか退廃的なムードに変えていきます。個人的に大好きなフィッシュマンズのカバーも、その世界観を見事に表現していて良かったす!
▼F-LINKS
様々なジャンルの音楽をお聴かせできるのが当店ライブの売りの一つですが、今回は初めてフュージョンのバンドが登場してくれました。T-スクエアの完コピバンド、F-LINKSです。いつも本当に楽しそうに当店のリハーサルスタジオで練習されていますが、その実力はハイレベル!『Omens Of Love』から『Truth』までファンならたまらないT-スクエアの代表曲7曲を、「楽しくて仕方ない!」という思いがこちらにもヒシヒシと伝わってくる笑顔いっぱいで演奏してくれました。聞けばちゃんとしたライブを行うのは今回が初めてとのことでしたが、そうは全く思えないほど完成度の高い、堂々たるステージでした。
▼OCT27
ラストは当店ライブで、もはやお馴染のバンド、OCT27の登場です。これまではギター&ボーカルとドラムの2人での演奏でしたが、今回ついにベースが加入!正式に3ピースバンドとしてスタートした勢いをそのままステージで爆発させてくれました。演奏曲もこれまでのカバー曲中心から、オリジナルナンバーがほとんどのセットリストへ。らしさ全開のメロディアスな高速パンクチューンを矢継ぎ早に演奏する中、普段はなかなか照れくさくて言えない家族や仲間への感謝の気持ちを綴ったオリジナルのミディアムナンバーも披露。バンドが1つステップを上がったことをまざまざと見せ付けてくれました。
今回ご出演いただいた皆さん、そして多数ご来場いただいたお客様方、心から御礼申し上げます。ありがとうございました!!
【Mind-Neo 岡野】
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