まさに行楽日和といった感じの10/8(土)、「Pumpkiss Live Halloween vol.1」と題し、当店恒例のライブが開催されました。今回も弾き語りからハードコアまでバラエティ豊かなジャンルの皆さんが出演してくれました。当日お越しいただけなかった皆さんに、ライブの模様をレポートします。
▼斉藤裕和
今回前半に登場していただいた4名はいずれも水戸にある茨城音楽専門学校の在校生、卒業生の皆さん。まずは斉藤裕和さんに、クラシックギターの腕前を披露していただきました。人前で演奏したことがほとんどないということでしたが、そのテクニックはハイレベル!今の季節にぴったりな美しい音色が店内に響き、お客様方もウットリされていました。
▼田上友章
続いて登場の田上友章さんは、秦基博、BUMP OF CHICKENのナンバーを弾き語ってくれました。この人の声には独特のムードがあります。特に静かなバラードナンバーのハマり具合が素晴らしく、ずっと聴いていたいなという気分にさせてくれます。BUMPの「車輪の唄」や「R.I.P」が良かったなあ。オリジナルソングもぜひ聴いてみたくなりました。
▼村松克彦
アコギ弾き語りスタイルが続きます。次の村松克彦さんは3曲がオリジナル、2曲がカバーという構成。この人は声の張りが素晴らしいですね。熱い感情を歌にする人は多くいますが、暑苦しくなく聴かせることってなかなか難しいのです。村松さんはそれができる人だと思いますね。6分を超える曲を飽きさせずに聴かせる力量は大したものだなと感じました。
▼tohmas
弾き語りスタイル最後の出演はthomasさん。ギター歴15年というベテランです。カバーはCoccoと中島みゆきという女性シンガーのナンバーを2曲演奏。特にご自身もとても好きだという中島みゆきの「糸」のtohmasバージョンは素晴らしかったですね。震災後に作ったというストレートな感情を歌ったオリジナル曲も、この人の色がよく出ていて見事でした。
▼one nonanol
後半は当店ライブですっかりお馴染の実力派ユニット、one nonanolのステージからスタート。もう何度も聴いてきた「オリオン」や「妄想メロディー」といった代表曲も、初めて聴いた時以上の衝撃と感動を与えてくれます。2人が絶え間なく進化している証拠ですね。今回は、小気味好いギターの刻みと特にアップテンポのナンバーでの江橋さんのボーカルが光っていました!!
▼FREEMAN FOX
続いて登場のFREEMAN FOXは、冒頭得意のRIZE、そしてチャット・モンチーのカバーを披露。後半はオリジナル曲中心のステージを繰り広げ、バンドが1つのステージを上がったということを見せ付けてくれました。特にラストのナンバーはキャッチーなサビが耳に残り、名曲となる予感。これからガンガン演奏してより強力に仕上げていってほしいです!
▼AUTOPILOT
7番目は新メンバー加入後、当店では初ライブとなるAUTOPILOT。今回は10-FEETやBEAT CRUSADERSといった日本のバンドのナンバーもカバー。が、一番の衝撃は新加入の女子高生ベース&ボーカリストのミレイさん。この人には場の雰囲気を盛り上げる天性のものがあります。彼女の呼びかけに応じてお客さん方も総立ちになってステージ前で大盛り上がり!負けじとメンバーのテンションも急上昇で過去最高のステージとなりました!
▼freiheit
今回ラストに登場は、当店ライブ初となるハードコア・パンク・バンド、freiheit(フライハイト)。サウンド的にはメタル色も加わっており、後期Dischargeを連想させるクラスト・コアに近い印象ですが、上辺をなぞったものではなく、しっかりしたオリジナリティを確立しているとこはさすがです。MCにもあったように「今こそ人間としての尊厳を取り戻すべきだ」というメッセージを爆音で叩きつけてくれました。痺れました!!
出演者の皆さん、ご来店いただいたお客様方、本当にありがとうございました!次回は10/22(土)に開催です。
【Mind-Neo岡野】
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